2012年6月1日金曜日

儲かる整体院のつくり方 2

儲かる整体院のつくり方 の続きです。


いかにお客さまに来てもらうか?
ということで、とりあえず派手に宣伝をして、お客さまを呼びこみます。

そして、一度来たお客さまにしなければならないことは、 絶対に次の予約を取る、なんなら 明日の予約にする、ということです。

次の予約、ましてや明日の予約などはなかなかとれないものです。
そこで重要なのは、もうお客さんとの関係性だけです。
いかにお客さんとの良い関係を築けるか、それが稼ぐ整体師には重要です。


整体院の場合は、「ごはんがおいしかったから、また明日くるよ」という飲食店のようにはいきません。

お客さんはリラクゼーションではなく、腰痛や肩こりの治療目的の方がほとんどでしょう。
ですから「気持ちよかったから、また明日くるよ」という具合にはなりません。

そこでやはり重要になるのは、お客さんとの関係性 です。

「私(施術者)はあなた(お客さん)のことを考えているのですよ。あなたによくなってほしいから言っているのですよ。治療しているのですよ。あなたを治したいから、毎日来てくれ、って言っているのですよ」という考えが伝わるかどうかが重要なのです。


以心伝心で、整体師の思いが伝わるような関係性が非常に大切です。
そうでなければ、お客さんとしても精神的にも、料金的にも毎日のように通うのは、しんどいと思います。


でも、これって非常に難しいんですよね。
※わたしは、このようなやり方はハナから出来ないと思って、違うやり方で経営しているので、どうでもいいといえばどうでもいいのですが。

なぜ難しいかといえば、整体ってやっていくとわかるのですが、「100%治癒できる整体術はない」ということは普通の頭があれば、自ずとわかっちゃうんです(;^_^A


だって、整体で腰痛が治るのであれば、この世から腰痛ってなくなっているはずじゃないの?という単純明快な論理は、頭の働いている人ならば振り払うことはできないですもん。


ですから、先に述べた
 → 「私(施術者)はあなた(お客さん)のことを考えているのですよ。あなたによくなってほしいから言っているのですよ。治療しているのですよ。あなたを治したいから、毎日来てくれ、って言っているのですよ」
という気持ちは本当だとしても、「(だからといって整体で治るかどうかはわからないけどね…)」と付帯条項がついてしまうはずなんです、普通に整体を勉強していれば。


ですから初めに言った

稼ぐ整体師=(一応の技術+)お客さんとの関係性  

ということが大事になるのです。整体で儲けるためには余計な知識はいらないのです!むしろ邪魔になるのです!!(※あくまで儲けるためにはですよ)


だからといって、整体師をやめるわけにはいかないので、治療効果のある整体術(もしくはカイロプラクティックテクニック)を求めて多くの施術者が限りなく続くセミナーを受けたり、学校に入り直したりしているのです。
まるで「幸福の青い鳥」を探し求めるように「治療効果のある技術」を探し求めているのです。


わたしだって、それはまぁ、お金はほしいですよ。
でも、儲けようとして得るのではなく、結果としてお金があればそれにこしたことはない、というくらいがちょうどよいのじゃないんですかね。
わたしは、他人様の健康をお金儲けのタネにすることは、いかがなものかなと思っております。

ですから、治療効果ではなく、とことん気持ちよい施術を追い求めているわけです。

施術の結果、治療効果があればそれにこしたことはありません。
しかし、初めから治療効果を求めるには、整体というものはまだまだ施術と効果にかんして因果関係があやふや過ぎます。

整体の学校も増えました。それ以上に整体院も増えましたね。
でも、「整体師はこんなに儲かるんだぞ~」という学校を出ている整体師に、みなさまはお世話になりたいと思いますか??
(※特定の整体の学校を指して、誹謗中傷しているわけではなく、もちろん一般論として述べております)



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