2014年7月31日木曜日

整体は、資格のいらない商売 12

最近、猫背を直したいと思い始めたんですが、都内にいい整体医かマッサージはありませんか?

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14132973294(※リンク切れ)


「整体医」って…世間の認識って、そんなものなのでしょうか?f^_^;

と思っていたら、世間というのは結構そういうもののようです。


サッカー女子のなでしこリーグのAS埼玉が今季の試合で、ホームチームに手配が義務付けられているマッチドクターに医師免許のない整体師を起用する規約違反を犯していたことが22日、複数のリーグ関係者の話で分かった。リーグは23日の理事会で処分を決めるが、勝ち点の一部を削減されるなど重いペナルティーが科される可能性もある。

サッカー、AS埼玉が規約違反 マッチドクターに整体師 より


世の中的に、

整体師 → 白衣 → 医師

という思い込みが、霞のようにかかっているのでしょうね。
まぁ、制服効果を利用して、こちら(整体業界)側が霞をかけていると言った方が正しいのでしょうが…。

整体師は資格の要らない商売で、医療行為は出来ません。
中には医師免許を持っている整体師もいるでしょう。しかし、そのような人が整体師を名乗ることは、まずないかと思います。

ということは…世の中に「整体医」と名称は存在しえないのかな~と思ってしまいます。


> 整体は、資格のいらない商売 13

2014年7月29日火曜日

そもそも骨盤はゆがむのか、ゆがまないのか? 10

もし、体を無理やり捻じって、ものすごい力をもって圧されたり、関節がボキボキっと音をたてながら、体の一部がかなり不自然に歪んでしまった場合、「外傷」にあたる可能性があります。骨折したり脱臼したり、患部が腫れたりと、体を動かすことができなくなっているかもしれませんので、このケースはよほどの場合です。

施術の後にかえって姿勢的な歪みが強まり、症状もひどくなったように感じる……といった場合に考えられることのひとつに、「施術を受ける際、体がリラックスできていたか」という点があります。体を捻じるようなポーズが苦手な人、施術を受ける際の姿勢によって、痛みが誘発される場合、施術自体に恐怖心がある場合などは、体に余計な力が入りやすくなります。

多いケースでは、頸椎の施術で「先生に頭を持たれただけで怖くなる」というもの。その流れで、頸椎をポキっと鳴らされてから肩こりがひどくなった、という場合は、恐怖心から防御反応として体に力が入り、首・肩の力も抜くことができないまま、ポキっと関節音がするような施術がなされた可能性があります。

そのため、頸椎のポキポキのせいで姿勢が歪み、症状も悪化した…と感じるケースです。または、施術者の技術が未熟な場合もあります。(資格がなくても開業できるためレベルがまちまちなのです)

整体やカイロプラクティックでポキポキされると体が歪むの? より


日常生活を普通に送っていて骨盤が歪む、つまり、骨盤が歪むほどの外的圧力を受けることはそうそうないような気がします。

どこかから落下するだとか、交通事故に遭うだとか、整体事故に遭うだとか…(;^_^A

そう言えば、カイロプラクティックの始まりも、椅子か何か高いところから転落して、背骨が歪んだ人を直したことが起源になっています。

※参照 カイロプラクティックの概念


上のような事例はレアなケースなのでしょう。
ですが、民間療法で高いお金を払って骨盤を歪ませているとしたら…う~ん、ちょっとシャレになりませんね。


> 資格がなくても開業できるためレベルがまちまちなのです

そうなんです。(整体は、資格のいらない商売
ですから、国家資格のない整体院の場合、整体を開業する際にはほとんどが「ゆらゆら系」の整体になると思うのです。

ですから、事故を起こす確率が高いのは、ゆらゆら系ではなくバキバキ系の整体治療であり、つまり、治療のできる国資持ちの先生のような気がするのですが…f^_^;まぁ、あくまでわたし個人の気持ちですけどね。


> そもそも骨盤はゆがむのか、ゆがまないのか?

『たった5分間で9割の腰痛がよくなる本 ~AKA-博田法で、腰痛が消えた! 』 片田重彦


「椎間板ヘルニア」「脊柱管狭窄症」「ぎっくり腰」こんな診断を整形外科でされて、まじめに通院しても治らない方は多いことだろう。

「腰痛の本当の原因が、ヘルニアでも狭窄症でもないのに、そう診断されることが本当に多いのです。腰痛の原因は9割は診断とは違い、仙腸関節の不具合にあるのです。AKA-博田法という治療法で仙腸関節を正常に戻せば、ほとんどの腰痛は治るんです」

こう話すのは、腰痛の名医として知る人ぞ知る存在の片田重彦・かただ整形外科院長だ。このたびはじめて一般向けの腰痛本『たった5分間で9割の腰痛がよくなる本 AKA-博田法で、腰痛が消えた!』を出した片田医師に腰痛の正しい治療法を聞いた。

脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニア、ぎっくり腰・・・腰痛の9割はAKA-博田法ですぐ良くなる! より


詳しいインタビュー内容は、上のリンク先よりどうぞm(__)m


なんか久しぶりの9割本で、うれしいやら恥ずかしいやらで、こそばゆい気分です(〃∇〃)


【あなたの腰痛の原因は「椎間板ヘルニア」でも「脊柱管狭窄症」でもない!
9割の腰痛はたった5分間で良くなる。腰痛には手術も薬も運動も不要!
「ぎっくり腰」も安静にするより早く治せる。
腰痛の9割の本当の原因は、仙腸関節の不具合によるもの。
腰痛の本当の原因を間違っていては、どんな治療をしても治るはずない。
「そらすだけで腰痛が治る」のは、たまたま仙腸関節が治ったから。】

※アマゾンの内容紹介より

片田先生は、整形外科の先生のようですね。
整形外科の先生には、腰痛治療として「AKA療法」を取り入れている先生がわずかながらいらっしゃるような気がします。整形外科の先生で整体をやっている先生に出会ったことがありません。

※とはいうものの、絶対数としては微少なのでしょうが…。
※※あ、コラボはあったか → カイロプラクティック+整形外科=夢のコラボ??


>たった5分間で9割の腰痛がよくなる

整体師先生が言うならともかく、医学部出の(一応)最高教育を受けられた方が言うのはいかがなものなのでしょうか?

5分間の治療で9割の腰痛がよくなるのならば、世の中から腰痛がなくなっているような気がするのですが…。

まぁ、「よくなる」と言っているだけで、「腰痛が治る」とは言っていないので、間違ってはいないのですけどね(;^_^A

腰痛というものは、何かしらの施術をすれば、いやいや何もしなくても!そのほとんどが自然に治癒するものなのです。
「よくなる」という言葉に関して言えば、何もしなくても「よくなる」のです…。

※参照 その腰痛、放っておくとどうなるか? 

ですから、「よくなる」度合いにおいて、自然治癒と勝負したらどうなるのでしょうか?
※参照 そもそも9割は自然に治癒する


う~ん、結局のところ、腰痛の自然治癒の回復期に上手に乗っているだけのような気が…f^_^;

雑誌『健康』9月号は、しびれ解消の特集です



画像診断でも原因がわからないしびれや痛みを、自分で解消した人は実際にいます。

神経組織の修復薬に使われるビタミンB12が豊富な【しじみ氷】
姿勢を少し変えるだけで【首の痛みを取り去る3つの習慣】
「しびれ・痛み」が巻くだけでよくなる【タオル首枕】
腰のしびれや痛みはたった3カ所ほぐせば治る【腰の3点ほぐし】
医者に行かずにわかる!【しびれ・痛みの自己診断法】
体験者続出!筋肉をゆるめて脊柱管狭窄症の激痛が解消【骨盤ゆらゆら体操】
関節の痛みとしびれを撃退する【発酵しょうが】など、役に立つ企画が盛りだくさん!

月刊誌『健康』8月2日発売の9月号は、頸椎症、腰痛、坐骨神経痛が一挙解決【神経のしびれほぐし】大発見 より


まぁ、当たり前の話ですが、

これでしびれが解消される!!

という世紀の発見ではなく、

これでしびれが解消された!?

という事後報告の特集です…。
典型的な「もしそれ」ですねf^_^;

※参照 もしそれがそうであるならば、もうそれはそうではない


最近、地震の予知に関するテレビをやっていました。(確か、たけしのTVタックル)

「地震の予知はできる!」と主張している人たちって、結局は『事後報告』なんですよね。

地震の予測が当たった事例を持ってきて、「地震の予知はできますよ、これがその証拠のデータで…」というふうにやり始めるのです。

それではその地震までのデータ(電磁波なり、地震雲なり、小地震なり)が、すべての大地震に当てはまるかといえば、もちろんそんなこともなく、地震が起こるはずなのに、つまり、その前兆があったにもかかわらず、大地震が起こらなかった事例は外してしまうというトリックが、予知主義者における大問題なのです。

この構造は施術業界にもよく見られます。


AKA(エーケーエー)療法のなんとか先生は、「来院された患者さんの97%は治っています」とまるで整体師先生のようなことを平気でおしゃっていました。

それでは、その97%という数字は、一体どのように調べられたのでしょうか?

おそらくきちんと追跡調査をしたのではなく、先生の体感だと思います。
別に体感として数字化することに意義を申し立てているわけではありません。

「今日は暑いですね。35度はありそうですね」

このような体感の数字はなんら問題はありません。

ただ恣意的に数字を捉える体感では、これはいけません。


たいがいの患者さんは 治るまで 通います。

これは何を意味しているかというと、通常の患者さんは正規の医療機関で治らないとわかると、整形外科などに通院しなくなるのです。

だって、そうだからこそ、われわれのような無資格の施術業が成り立っているのですから!!

つまり、来院して「先生のおかげで治りました」と直接伝えられる人たちばかりが来院しているので、完治率が限りなく100%になるのは当たり前の話なのです…。

「先生のaka?あか療法?全然良くならないよ!!」って苦情を言いに来る患者さんはほとんど皆無でしょうから(;^_^A

まぁ、

来院された患者さんの97%は治っています

と、バイアスをかけるのも、治癒には必要なことかもしれませんけどね。

2014年7月22日火曜日

整体は、資格のいらない商売 11

うちはリラクゼーションのお店を経営しています。
うちのスタッフに以前整体をしていた方がいるので、その技術をうちのメニューに入れて骨盤矯正などのメニューを入れようと思うのですが、これって法律的にはだめなのでしょうか?
免許はありますが、うちの店が普通のリラクゼーションマッサージ店で設備などは特にありません。どう思いますか?

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14132228984


う~ん、わたしのような業界ツウ?やわたしのブログのコアな(レアな?)読者のみなさまでしたら、「ちょっとその質問は(;^_^A」といった感じのものですね。
ですけど、まぁ、業界的にもこのくらいのレベルの人が多い業種だと思いますよ、残念ながら。


>うちはリラクゼーションのお店を経営しています

もうこの時点で法律的には極めてグレーなんですけどね、自覚はあるのでしょうか?f^_^;

「免許はあるけど設備がない」というのは、その整体氏が柔道整復師の免許を持っているという意味でしょうか?
そうであるならば、「柔整の免許はあるけれど、接骨院レベルの設備はない」という文脈は筋が通ります。

ただこれが、“整体の免許”であるとしたら話は違ってきます。

そもそも、整体をするにあたって、そんな大それた設備は要りません。
ベッドと先生の技さえあれば、いやベッドも要りません、先生の技さえあれば、いやいや先生の技さえ要りません!先生の話術さえあれば!?
※詳しくは 儲かる整体院のつくり方


話が大きく横道に逸れました(;^_^A
そもそもで言うならば、表題の通り、 整体は、資格のいらない商売 なのです。

ですから、免許も設備も必要はありません。
ということで、骨盤矯正をメニューに入れることに問題はありません。

ただし、重点を“法律問題”に置くとすると、少しややこしいですね…。

わたしがはじめに言及している通り、「リラクゼーションのお店」自体がグレーなんですよね。
グレーの店で、グレーな商売である整体を行う…法律的にはどうかといえば、まぁ、グレーでしょうね。


> 整体は、資格のいらない商売 11

2014年7月19日土曜日

お前もか?!整形外科 限りなく無駄に近い医療費の話

整形外科で腰痛の診断を受け、痛みを軽くするためのリハビリを受けた。幸いにも、痛みはほとんどなくなった。

ただ、その基になった、病院側作成の「リハビリ総合実施計画書」に疑問を持った。この計画書は月に1回作られ、3000円の医療費がかかる。私の負担は3割の900円だ。

2月24日に計画書を作成してもらい、月内にリハビリを2日間受けた。3月3日に通院したら、全く同じ内容の計画書の作成を要請された。まだ1か月がたっていないので病院に尋ねたら、「月1回作成というのは暦の月ごとに作ることです」という回答だった。

昨今の無駄な医療費増加問題の一端を象徴していると思った。

わたしの医見 「月1回」の作成 より


まぁ、医療費の問題点として接骨院の問題が取り沙汰されますけど、こういうのを読むと整形外科業界もなんだか似たり寄ったりな気が…f^_^;

※参照 交通事故はドル箱? 接骨院の保険適用 など


増え続ける医療費の問題を解決するためには、まず、今かかっている医療費に関して疑う目を持つことだと思うのです。

ネズミが増えたからといって猫を増やすというのはどうかと思います。
まずすべきことは、猫を増やすのではなく、抜本的にネズミを減らすことですよね?

月曜日と雨の日は、腰痛が増える? 2

「気圧の低い日や雨の日は腰痛がひどくなる」――よく聞く話だし、実際にそれを実感している人もいるだろう。だがそれは勘違いかもしれない。

天気と腰痛との間に因果関係が認められなかったと、豪シドニー大の研究グループが発表した。

ちなみに、この研究は、屋外で過ごした時間などの重要なデータが不足していたり、腰の痛みを感じたかどうかを患者の申告に頼るなどしていることから、一般化するまでには至らないとの指摘もあるとのことだ。

だが、単なる思い込みの可能性も出てきた天気と腰痛の因果関係。

腰痛にお悩みで、悪天候時は特に痛むという人も、「天気と腰痛は関係ない」と認識を改めれば、意外と腰の痛みが解消されるかもしれない。

思い込み?天候と腰痛との間に因果関係無し―豪研究グループ発表 より


外的要因とは、人間の体が絶えず影響を受けている気候や風土。湿気や暑さ、寒さ、風などの外邪に体が順応できないと、経絡につまりが生じ、体内の気血が巡らなくなる。「雨が降ると膝が痛くなる人が多いのも、こうした理由からです」と東海林さんは説明する。

ひざ痛・腰痛・四十肩に悩む人へ 雨が降るとひざが痛くなる理由 より


期せずして、二律背反的な話題が(;^_^A

なんとなく西洋医学(論理的な思考法)VS東洋医学(神秘主義的な思考法)をうまく表している気がしてしまいます。

「因果関係が認められない=そうではない」という西洋医学に対し、すべての外的要因を加味してしまう東洋医学といった感じです。

まぁ、どっちがいいのかはわかりませんけどねf^_^;


> 月曜日と雨の日は、腰痛が増える?

2014年7月8日火曜日

強直性脊椎炎(AS)

強直性脊椎炎は、脊椎の慢性炎症で脊椎が固まってしまう(強直する)病気だ。

原因ははっきり分かっていない。ある種の遺伝的要因に細菌感染など何らかの誘因が加わって免疫異常が生じ、関節をつなぐ靭帯や腱などの骨の付着部分に炎症が生じると考えられている。

診断まで10.3年 治らない腰痛は「強直性脊椎炎」だった より




強直性脊椎炎って矯正していいのでしょうか?
細菌性の炎症と読み取ったのですが、付着部分を取り除くために矯正するというのは、まぁ、一応理にかなっているのかな?f^_^;


非定型的で両側性の腰部、背部、股関節、膝、肩関節のこわばり(特に朝に強い)や痛み、臀部痛などがあり、また腰背部、時に股関節や膝関節、肩関節では可動域に制限がみられる。胸郭運動の制限もしばしば認め、深呼吸で胸部痛がある。

ウィキペディア 強直性脊椎炎


治療法の第一番に理学療法が挙げられているので、腕の良いカイロドクターや整体師の先生ならば治療効果もあげられる?のかな??

究極の腰痛治療法とは?

研究によると、慢性痛の代表である腰痛には、

・20時間以上の高頻度エクササイズが効果的である
・個人の体力や能力別のプログラムを専門家の指導の下、継続することがより治療効果を高める
・痛みを緩和するにはストレッチングが有効であり、機能改善には筋力増強エクササイズが効果的である

などが報告されています。

世界各国の腰痛治療ガイドラインによると、医学的論拠が高く、推奨グレードも高い治療方法として、運動療法、認知行動療法、鍼治療などが示されています。一方で、現在一般的に行われている物理療法やコルセットなどの装具療法は推奨グレードが低く、効果もはっきりしないといいます。

「痛いのなら、痛み止めを飲んで安静にしてください」。

痛みの改善が見込めない薬物治療を押し付けるのは、医者のエゴです。また、安静による副作用を知らせないこともさらなる罪です。慢性痛に対する薬物治療や安静、手術療法の有効性に限界が見え始めた今、これまでの慢性痛治療の常識が変わろうとしています。

「安静」はウソ? 「運動」が正しい? 腰痛治療の新常識 より


全文は長かったので、前半分は端折り割愛しました。
※割愛する…惜しいと思うものを、思いきって捨てたり、手放したりすること。(goo辞書より)

全般的に「腰痛は安静にしていない方が良い」という論調に読み取れます。
確かに医学的見地からすると、“絶対安静”が腰痛に良いとは言っていません。
ただし、「安静=悪い」とレッテルのようなものを貼り付けてしまうのはいかがなものでしょうか?(;^_^A

絶対安静にしていても腰痛治療としては逆効果というのは、腰が痛いからといって何日間も寝ているよりも、2~3日安静にして少しずつでも体を動かしたほうがいいですよ、というくらいの意味合いです。

この記事ですと、痛くても動け!と無理強いしているような気がしてしまうのです…f^_^;

まぁ、本当に痛い時って人間は動けないものですから、動けるくらいの痛みになったら少しずつ体を動かしましょう、という自然の摂理にかなったことを改めて言っているだけのことなんですけどね。


>医学的論拠が高く、推奨グレードも高い治療方法として、運動療法、認知行動療法、鍼治療など

鍼の免許を持っている先生が、鍼治療プラス整体(=ストレッチ)で治療して、きちんと話を聞いてくれて(=認知行動療法)、運動のやり方(=運動療法)もきちんと指導してくれたらバッチリということですね。

最近、今までの腰痛治療法(電気・牽引・温熱など)が否定されるような記事が多いです。
だからといって、上にあるような腰痛治療法が絶対という保証はありません。

これはもしかしたら腰痛治療全体がプラシーボ効果の堂々巡りであったり、もしかしたら腰痛の自然治癒に乗っかているだけのものなのかもしれません…。

痛みの世界は本当にわからないことだらけですねf^_^;

アメトーク 腰痛芸人

番組冒頭、腰痛い芸人として出演したロバートの秋山竜次が、腰痛のためにコントの役を急遽おじいちゃんに変えるなど、腰痛い芸人ならではの苦労を語り、仕事に影響が出ていることを明かした。

この話を聞いていた中川家の礼二は、剛を指しながら「漫才がすごいやりにくいんすよ、今」と話しはじめ、声を出しただけでも腰に響くという剛の現状を明かした。

礼二が言うには「お前なに言うてんねーん!言うたら(剛が)フ~~~ン!ってなるんすよ」「そのフ~~~ン!に対してお前なんやねん!って言うたら次チーーーッ!!!ってなる」と、剛が腰の痛みに耐えきれないリアクションを語るとスタジオは笑いに包まれた。

そして、剛は以前同番組で「ジャッキー・チェン芸人」として参加した際、ジャッキー・チェン映画風の自主制作映画を制作したが、ロケの直前に腰を痛めたことを明かした。

番組では、そのロケの舞台裏映像をVTRで流した。剛は腰にコルセットを巻き、さらにその下にはシップが貼られており、スタッフにシップを剥がしてもらう痛々しい姿が流れると、スタジオでは驚きの声が上がった。

さらに、スタッフにイスを用意されても「いいです。座ったら痛いんで」「立ってるほうが…」と苦痛に顔を歪めながら答える剛が映し出され、結局この日の撮影は一度も座ることなく終了したという。

さらにVTR映像は続き、撮影終了後も険しい表情で杖をつきながら歩いている剛に「おじいちゃんみたい」と、スタッフに笑いながら声をかけられる場面もあった。

VTR映像終了後、スタジオトークに移ると剛は「あんだけ痛いのに、なんか周りがにやにやしているのがちょっとイラーっとするんですけど…」と不満気に語ると、司会の宮迫博之が「それはシップ外すときのお尻がおじいちゃんやったからやろ」と一言、礼二も「うちの宮崎のおじいちゃんにそっくりでしたわ」と発するとスタジオは笑いに包まれた。



腰痛芸人(?)で有名なのは、ダチョウ倶楽部の肥後克広さんですね。




140703 アメトーーク! 投稿者 yume2

お腹が痛いのは、薬でなんとか抑えられそうですが、腰痛はそうはいきません。
また、不定期的に突然腰痛になることもあるので、整体師のわたしとしては腰痛に軍配を上げたいところですが(;^_^A

2014年7月1日火曜日

痛みのない腰痛は、「腰痛」と呼べるのか?

痛みを感じない腰痛があるって本当 

実は、腰が痛みを感じるまでにはいくつかのプロセスがあります。腰痛には痛みの潜伏期間があります。ぎっくり腰などの急性の腰痛ではない慢性的な腰痛の場合、ある一定以上の筋肉が固くならないと、痛みを感じないのです。

痛みの原因は酸素不足

腰の慢性痛の原因は、血流が悪くなり、体内が酸素不足になることが原因です。腰痛の初期段階で、運動をしたり、お風呂に入ったりすると腰の痛みがよくなるのは、運動やお風呂の効果で一時的に血流が良くなり、酸素不足が解消されるからです。

少しの筋肉が固くなったとしても、酸素不足にはなりません。しかし、固い筋肉が増えてくると、血流が悪くなり、ある一定以上血流が悪くなったタイミングで、酸素不足になり痛みが発生します。

痛みがなくても腰痛は進行している

腰の痛みがなくても、固くなった筋肉は増えていると、腰痛は進行しています。そして、一定以上の筋肉が固くなり、酸素不足となったタイミングで、腰の痛みを感じるようになるのです。痛みを感じているときは、かなりの筋肉が固くロックしてしまっているのです。

腰の痛みは突然やってくるわけではなく、痛みがない状態で少しずつ腰痛が進行しているのです。

慢性的な腰痛を避けるためには、継続的に筋肉をゆるめましょう。筋肉を硬くしないことが腰痛を避けるコツです!



う~ん、理屈は通っている気がしますが、いまいち腑に落ちません…(;^_^A
腰が痛いから、腰痛であり、その原因が何であろうが、症状としての「痛み」がいわゆる「腰痛」だと思うのです。
※この辺は言葉の問題ですので、腰痛の本質に迫るものではありません。


>腰の慢性痛の原因は、血流が悪くなり、体内が酸素不足になることが原因です。

これは旧来の考え方ですよね。
今は、「腰痛の原因はわからない」というのが通り相場です。

従来の「腰痛=血行不良」の考えで、電気や温熱療法を行っていたのですが、最近ではその治療法にも疑問符が付いております。


上の記事の著作者さんは整体師先生ですので、

腰痛の原因は → 血行の悪化 → 酸素不足 → (ウチの)整体院へ!

という論法になってしまうのは、当然の帰結です?f^_^;


慢性腰痛の原因(のほとんど)が、血行不良による酸素不足であるならば、腰痛改善は運動や体操で十分ということになります。また、スポーツ選手に腰痛持ちはいなくなる理屈になってしまうのです。

これはちょっと現実と乖離していると思われますので、腰痛論としては弱いのかな…というのがわたしの考えるところのものです。


>腰の痛みがなくても、固くなった筋肉は増えていると、腰痛は進行しています。

う~ん、この辺の理屈は、イエスともノーとも証明しようがないでしょうね。

腰痛になる → 腰痛が進行していたのですよ!!

腰痛にならない → …

腰痛が進行していなかったから!!と本当に言えるでしょうか?
この場合、固くなった筋肉が増えているにもかかわらず、腰痛にならない人を検知できないのです。

ヘルニアであるにもかかわらず、痛みが出ないことは、ままあります。
筋肉の硬直=腰痛と100%言えるならば、因果関係として上のロジックは通じます。しかし、筋肉が硬い人に腰痛が起こらず、筋肉の柔らかい人に腰痛が起きている現状において、論理としては片落ちだと思います。
※実際、筋肉の硬度などを測ったわけではありませんのであくまで推測です。

論理展開としては、ちょっと整体のロジック(トリック?)に似た感じですね…。