2013年11月18日月曜日
1時間 2980円のカラクリ 2
100_2697 / misawakatsutoshi
以前は1時間5~6000円だったマッサージの料金が、今はどうして1時間3000円くらいのお店が増えているのかは、前回の「1時間 2980円のカラクリ」で述べた通りです。
簡単にまとめますと
・オーナー制度により、店舗経営者が施術を行っていない→過酷な労働条件でもOK
・増えすぎたマッサージ師や整体師の受け皿的存在→1000円カットと同じ構造
・誰でもなれる・始められる整体系マッサージの悪用?
まぁ、最後の「悪用?」は言い過ぎですね(;^_^A
利用というか、活用というか、何と言いましょうか…と、思っておりましたら、ちょうど「そうそう、こんな感じ」という内容が書かれているブログさんがありましたので引用いたします。
【田舎では通行人はそれほどいませんので基本はカットウィッグの練習
ということになり、実践の中で覚えるのが当たり前になるのです。
「できるだけ多くの人に入って、早く良い技術を身につけなきゃね」
などと平気でくちにするのが極々普通のスタッフ感覚です。
しかしよく考えれば、、ちゅうか考えなくても、新人に練習をさせる
為にお金を払って美容室にきてるお客なんて一人もいないのです。
なら期間人数や限定で『カット4000円を500円』で実施。
当然カットは練習中の人限定(最後は技術者が確認修整を行います)
とでもすれば、学生さんとか、子供とか、1000円カットに行って
いる人たちなら受け入れてくれるでしょう。】
葬儀について・・・我想う
773. お客様の立場で、お客様目線を貫ければ繁盛店は目前 より
ようするに、激安系マッサージ業界は、ほとんど新人(もしくはそれ以下の人)を用いて、本来練習すべき期間を格安の料金で行っているのです!!
と、胸をはって言い切れないのが、痛し痒しなんですけどねf^_^;
もちろん、なかには 正規のマッサージ学校 を出られた人もいますし、ベテランの整体師さんもいらっしゃいます。
本当に玉石混淆なので、格安のマッサージ店が良いとも悪いとも総論では言えないのが、実状でしょう。
ですから、かならずしも新人さんの練習の場とは言い切れませんが、構造としてはそのようになっているのは、 求人広告 などを見れば一目瞭然です。
それをわかった上で、上手く利用するのが格安を利用する上での利用法だと思います。
安いには安いなりの、高いには高いなりの理由は、きちんとあるのが世の常だと思います。