2014年3月31日月曜日

腰が原因ではない腰痛 ~内臓疾患

「腰の痛みを訴えて来る患者さんの中には、内臓系疾患が原因の方が少なからずいます。整形外科などを受診して、レントゲンを撮っても異常がないと言われたような人は、まずこれを疑ってかかりますね」

こう言うのは、東京・豊島区のペインクリニック内科「寺田クリニック」の寺田壮冶院長だ。

「原因が内臓からくるものかどうかは、血液検査やMRIなどですぐ分かります。ただし、厄介なのは骨や筋肉からくる痛みと、内臓系疾患の痛みの感じ方が似ているということ。どちらも、ドーン、ドーンと体に響くような痛みで、区別がつきにくい。ですので、原因が分からないまま、とりあえず湿布を貼ってごまかしているという人がけっこう多いんです」

寺田院長によると、腰痛を伴う内臓の病気でありがちなのは「大腸がん」「肝炎」「すい炎」「腎炎」など。その他、「胃炎」「胃潰瘍」「十二指腸潰瘍」「尿道結石」「膀胱がん」「腹部大動脈瘤」などなど、主な内臓系の病気のほとんどが腰痛を伴うと考えていい。

レントゲン異常なし その腰痛は内臓疾患が原因だ より


なるほど、誤読しないようにしないといけませんね(;^_^A

現在、腰痛のほとんどが原因不明と言われ、そのほとんどが(おそらく)ストレスが原因、もしくは誘因だと言われています。
→ 整形外科学会の公式見解 腰痛とストレスの関連性

ですから、

>腰の痛みを訴えて来る患者さんの中には、内臓系疾患が原因の方が少なからずいます。

少なからずいるにしても、そのほとんどが「ストレス」を原因とした腰痛という可能性が高いのです。

ただし、正しく読まなければいけないのは、腰以外の腰痛の原因に内臓疾患がひんぱんに見つかるのは、こちらの先生のところに来院する患者さんだからです。

つまり、明らかにおかしな腰痛やなかなか痛みの引かない腰痛のため、ペインクリニックなどに行く訳で、程度の軽いストレス性の腰痛の場合は、自然治癒に任せてしまうはずです。

『病院に行くと、病気になる』という論理ですね。
そんなのないかf^_^;