2013年10月8日火曜日

閉塞性動脈硬化症(へいそくせいどうみゃくこうかしょう)

Iさんは、腰痛治療の専門医・佐藤良治医師(日産厚生会玉川病院副院長 整形外科部長)のもとを訪れセカンドオピニオンを受けることに。
先生は問診やMRI、触診などから足の脈拍が弱いことを確認。詳しい検査の結果、『閉塞性動脈硬化症(へいそくせいどうみゃくこうかしょう)』と診断した。

この病は高カロリーの食生活や喫煙などが原因で足の血管の動脈硬化が進行し、血液が流れにくくなり、十分な血流が保てなくなってしまう。
最悪の場合、血流不足から足の潰瘍や壊疽(えそ)、切断の可能性もある。

特徴的な初期症状は歩くと足が痛くなり、だるさやしびれを感じることで、この症状は脊柱管狭窄症の症状とほぼ同じ。

Iさんの場合、2つの病気を併発していたが、現在は食生活に気を配りながら投薬治療を続け、以前のような生活を取り戻している。



足腰がだるいのは、腰痛のせいかと思っていたら、実は「動脈硬化」が原因だった…って、この診断は相当難しいでしょうね…。


>この病は高カロリーの食生活や喫煙などが原因

そもそも、「高カロリーの食生活」や「喫煙」といったものは、健康にとって良いものではありません。
ですから、この“閉塞性動脈硬化症”を防ぐというよりも、健康全般を考えて、高カロリーの食生活や喫煙などは控える方がよいということでしょうね。

となると、最近読んだこちらの本(『病気のなり方おしえます』 下條茂)も、あながち悪くはないような気がしてしまいますf^_^;