伊藤忠商事は2013年10月15日、伊藤忠商事が供給する石垣産ユーグレナを使用した業界初となるヨーグルト「ユーグレナ&ヨーグルト」(販売者:協同乳業株式会社)を全国のコンビニエンスストア、量販店で一斉に発売する。
ユーグレナが沖縄県石垣島で生産している「ユーグレナ(和名:ミドリムシ)」がコンビニ・量販店で提供されるのは初めて。
伊藤忠、ミドリムシのヨーグルトを全国コンビニから新発売 より
すごいですね、一度倒産しかけた会社とは思えない躍進です(;^_^A
ミドリムシと、「ムシ」はついていますが、虫ではなく、「藻(も)」の一種です。
栄養面から考えると、このような「藻」(のサプリ)を食べるだけで、一応は人間として生きながらえるだけの植物性の栄養は摂れるそうです。
だからといって、「ミドリムシ」を食べたいとは、思わないでしょうが…。
ただ、これは先々の宇宙開拓においては、必須の食べ物となるでしょうね。
もちろん、宇宙用の循環型食料として、研究もされているようです。
地球の外に出たり、月へ行ったりという近距離での宇宙飛行においては、既存の地球食を加工したいわゆる“宇宙食”でも事足ります。
しかし、もっと遠くへ、それこそ宇宙を開拓するくらいの長期宇宙飛行においては、今までのような宇宙食だけではいけません。
そこで登場するのが、「循環型宇宙食」というものです。
循環型宇宙食は、ありとあらゆるものを最大限に利用しなければいけません。
ですから、自分や他の人から出る排泄物も最大限に利用した、生きるのに必要な栄養を摂るための「食事」ということになります。
※今のところ「小」用利用のようですが…。
このような中、小さな藻が栄養となってくれるのは、非常に宇宙開拓にとって都合がいいのですよね。
まぁ、いつの頃になるかはわかりませんが、遠くない未来、ユーグレナのミドリムシが、宇宙食のメインになっているかもしれませんね。
関連ページ ミドリムシの生命力(チカラ)