2014年8月24日日曜日

オッカムの剃刀(かみそり)

「ある事柄を説明するためには、必要以上に多くを仮定するべきでない」とする指針

ウィキペディア オッカムの剃刀 より




映画『レッド・ライト』の中でシガニー・ウィバーが「オッカムの剃刀(オッカムズ・レィザー)」に関して印象的なセリフを言っていました。

“ひづめの音が聞こえたら、疑うべきはユニコーンではなく、馬である”

これが「オッカムの剃刀」をうまく言い表していると思います。

映画『レッド・ライト』は、心霊現象や超能力を題材にした話です。
そこでまず疑うべきは、幽霊や超能力ではなく、物理現象やトリックであり、つまり超自然現象ではなく、人為的な現象を疑うべきであるとのことです。

まず不可思議な現象を切り落として考えるべきで、最初に不可思議な現象にスポットを当ててはいけない(科学的ではない)というわけです。


われわれの整体業界では、妙に不可思議な現象にスポットを当てたがる傾向にありますよねf^_^;
体から毒が出てくるとか、水の入った容器で腰痛が治るとか、手をかざして病気を治すとだとか…。
※詳しくは 「腰の名医・名治療師 50人」って本当のところ、どうだろう?

整体業を通して、自分や家族、そして、お客さまの健康を支えようとするのであれば、不可思議な現象にはあえて手を出さす、本当の治癒力、つまり、自然治癒力だけを中心に考えるべきだと思うんですけどね。

整体だけでなく、さまざまな現象をはかる上で、「オッカムの剃刀」という指針は重要になりますので、みなさまどうぞご利用ください。