2014年8月15日金曜日

これからのほぐし屋の話をしよう 2

次に1時間2980円の方向性を変えてみます。
前々から述べている通り、施術業界は複雑になっており、同じ“ほぐし”であっても看板次第でお客さんは違ってきます。

1時間2980円のファストマッサージのお店は、リラクゼーションの真ん中をいく王道の業態でしょう。王道故にすでにレッドオーシャンです。
※それでは他のジャンルがブルーオーシャンかといえば、もはや手技施術業界自体がレッドオーシャンなので、大差はないかとf^_^;

キャバクラ化するリラクゼーションサロンでもふれているとおり、少なからぬ数のお客様が、1時間2980円のリラク店に求めているもの(要素)は、「若いオネーちゃんにマッサージしてもらいたい」というものです。

ですから、普通のリラク店にするのではなく、きちんと“若いオネーちゃん”を揃えたリラク店を作るのです。

それが今やリラク店の差別化としてはわかりやすいです。


また、整体師は占い師?で述べているような、対話重視型の“ほぐし屋”も、まだまだ可能性はあります。

この場合、リラク店よりも整体店としての業態になると思います。
普通のリラク店よりも儲かる整体院を考えるほうが、生き残れる可能性は高いと思います。


まぁ、これからの時代、「マッサージの仕事一筋!」というよりも個人的にお小遣いをもらう程度にマッサージをしてあげるくらいの方がよろしいのかもしれませんけどね(;^_^A


レッド・オーシャンとブルー・オーシャン 

競争の激しい既存市場を「レッド・オーシャン(赤い海、血で血を洗う競争の激しい領域)」とし、競争のない未開拓市場である「ブルー・オーシャン(青い海、競合相手のいない領域)」を切り開くべきだと説く。

そのためには、顧客にとってあまり重要ではない機能を「減らす」「取り除く」ことによって、企業と顧客の両方に対する価値を向上させる「バリューイノベーション」が必要だとしている。
そのための具体的な分析ツールとして、「戦略キャンバス」などを提示している。

従来からよく知られているマイケル・ポーターの競争戦略が、「事業が成功するためには低価格戦略か差別化(高付加価値)戦略のいずれかを選択する必要がある」としているのに対し、ブルー・オーシャン戦略では、低コストと顧客にとっての高付加価値は両立し得ると主張している。

ウィキペディアより


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