2014年8月16日土曜日

首の「ボキッ」はむしろ危険だと認知されるべき 2

整体や骨接ぎ、カイロプラクティックなどで行われている"首ポキ治療"こと「スラスト法」。
首の骨(頸椎=けいつい)に急激な回転を加える矯正治療のことだが、そうした施設で受けるだけでなく、自分でも日常的についやってしまう―という人も少なくないのでは?

かねてから"体に良くない"といわれていた行為だが、米国心臓協会と米国脳卒中学会は、スラスト法が脳卒中を引き起こす可能性があるとの声明を、8月7日発行の米医学誌「Stroke」(電子版)に掲載した。

なお、スラスト法について厚生労働省は「患者の身体に損傷を加える危険が大きいため、こうした危険の高い行為は禁止する必要がある」との通達を出している。

整体などの"首ポキ治療"による脳卒中を警告―米学会 より


う~ん、頚椎の矯正と脳卒中がどのように相関しているのか、いまいち病理的な因果関係がわからないのですが、一応メモ的に記録しておきます。

頚椎の矯正


これが安全かどうかと言われたら、まぁ、安全とは言えないでしょうね。
ただ、この療法と脳卒中との関連付けは、う~ん、どうなんでしょう?(;^_^A

そもそもこのような骨を鳴らす施術が病気や何かの症状を治すという前提自体を検証すべきだと思うのですが…。

※参照 「ポキッ」と鳴る関節の音の正体

なお、日本(厚生労働省)の見解はこちらです。
→ 整体の合法性、及び、整体と整体治療 2 違反行為


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