2011年12月19日月曜日

完璧な治療法のトリック

整体の学校やセミナーのうたい文句に

○○が治るテクニック

みたいな講義やセミナーって珍しくありません。

とくにカイロプラクティックなどの骨格矯正系のものですと余計に使われやすいのかと思います。

なぜなら、治すためには適切(完璧)な施術が必要だからです。

と、まぁ、言葉にすると至極当たり前なのですが、これって本当に都合がいい文言なんですよね、もちろん主催者側に。

例えば腰痛を治すと称するテクニックだとすると

もし、腰痛が治れば→「ほら、治ったでしょ?やはりこのテクニックはすばらしい」
もし、腰痛が治らなければ→「テクニックに間違いはない。腰痛が治らないのは正しく施術できていないから(つまりテクニックではなく、施術者の技術のせい)」

というような言い方がまかりとおってしまうのです。

まぁ、学校の先生やセミナーの講師が、100%腰痛を治せるのであれば、その理屈どおりなのでしょうけど、果たして現実はどうなのでしょう??