骨盤の構造上、歪むなんてありえないので、骨盤矯正をしたところで、特に体の状態を変化させることはできないのでは?といった疑問の声です。
これには、骨盤の歪みという言葉の捉え方の違いが関係している場合があります。骨盤は、腸骨・坐骨・恥骨で構成されている寛骨と、背骨との連結部分となる仙骨、尾骨とで構成されています。骨盤内にも結合部分や関節があるのですが、骨盤を誰にでもわかるように歪めようとすると、事故による衝撃のように相当な外力が必要になります。
ですから、「骨盤の歪み」と言った時は、骨盤そのものが歪むのではなく、骨盤の角度が変化すると考えるとイメージしやすいかと思います。
オヘソを前に突き出す姿勢をとったり、前かがみになったりするだけでも、骨盤の角度は変化します。骨盤に付着している複数の筋肉のいづれかが疲労して機能低下を起こしていたり、こり固まっていたりするだけも、骨盤の傾きが正常から遠ざかってしまう可能性があります。
骨盤が歪むっていうけど、本当に歪むの?「正確には骨盤の角度が変化する」 より
この手の話って、ホント整形外科の先生レベルの人は言及されないんですよね(;^_^A
※もちろん、こちらのカイロの先生や他の整体師先生のご意見が間違っているとかそういうことではありません。
※※基本的にこのブログを通して「骨盤は歪むのか?」ということに関しては、「分からない」というスタンスです。
>骨盤の歪みという言葉の捉え方
>「骨盤の歪み」と言った時は、骨盤そのものが歪むのではなく、骨盤の角度が変化する
まぁ、一言で言えばそういうことでしょうね…。
でも、それですと一般用語の「歪み」と整体用語の「歪み」では、あまりに歪みがあるような気がしますf^_^;
こちらの先生に文句を言っても仕方ないですし、何よりも論理的には正しい言及だと思います。
>オヘソを前に突き出す姿勢をとったり、前かがみになったりするだけでも、骨盤の角度は変化します
あくまでこちらの先生の(自)論ですが、結局、何をしていても骨盤は歪むのです!!
ということは、
骨盤の歪み=相当ひどいこと
ではなく、
骨盤の歪み=ありふれたこと
ということなのです。
そうであるならば、「骨盤が歪んでますね~」と言う整体師先生の言葉は、大した意味が無いということになります。
もし仮に「骨盤の歪み」があるならば、定義としては上のような「骨盤の角度の変化」であり、それは簡単に出来てしまう変化であるということになります。
簡単に角度の変化が出てしまうということは、それを直すのもわざわざ整体などで行う必要もなく、散歩などの軽い運動でも直ってしまうのが「骨盤の歪み」ということになるでしょうね。
> そもそも骨盤はゆがむのか、ゆがまないのか? 10