3 この人から買いたいと思われる 接遇力
1 どんなものでも売ってしまうズバ抜けた 営業力
2 とにかく他にはない魅力的な 商品力
とみてきましたが、結局のところ、凡人凡夫が、努力でなんとかなりそうなのは、3の「この人から買いたいと思われる 接遇力」ではないでしょうか。
接遇といえば、平林都さんが有名ですね。
平林都の接遇道
接客ではなく、「接遇」とお客さまを、お客さまとしていない点が良い観点ですね。
(ちなみに、この本は読んでませんけど)
「この人から買いたいと思われる接遇力」と「この人から買いたいと思わせる接客力」は似て非なるものです。
買いたいと思わせるというのは、いわばテクニックです。
お客さまもバカではありませんので、小手先やマニュアルにあるようなテクニックでは、心を動かすはずはありません。
また、「思わせる」というのは、こちら(サービスする)側に、まやかしやコずるいテクニックを使う余地を与えてしまいます。
(軽い洗脳テクニックやマルチまがいのテクニックなど)
その点、「買いたいと思われる」というのは、あくまでお客さまの自発的行為です。
また、「接遇」という点でいえば、お客さんがお客さんでない時にも、お付き合いしますよ。
つまり、お金のやり取りがあるから、あなたと付き合っているのではないですよ、ということを暗に示しています。
モノやサービスが売れるのは、単なるお付き合いの結果ということになります。
そのような、お客さまとの良好な関係をきずいていらっしゃるのが、こちらの方ですね。
日本一メルセデス・ベンツを売る男―ザ・トップセールス 吉田満の販売術
こちらの方の接遇力は、すばらしいです。