2012年4月17日火曜日

O脚の診断、治療法知りたい


(2012年4月16日 読売新聞)
O脚の診断、治療法知りたい


O脚の診断、治療法知りたい

脚と診断されました。治療法はありますか。どんな症状があれば治療を受けた方がよいのでしょうか。(60歳代女性)


痛みあれば矯正手術も

O脚とは一般的に、「気をつけ」の姿勢をした際に両膝が離れ、両脚のすき間がまるでアルファベットの「O」のように見える状態のことを指します。
見た目だけで健康に問題がない場合と、膝の軟骨がすり減り、痛みが出る「変形性膝関節症」という病気の場合の二通りがありますが、ここでは、病気の場合についてご説明します。

変形性膝関節症の患者は中高年の女性を中心に、国内で1000万人以上いるとされます。
中でも、膝の軟骨の内側(足の親指側)がすり減るタイプが多く、そうなると膝が外側に向かって弓なりに曲がり、徐々にO脚の変形が進みます。

O脚になると、膝で体重をバランス良く支えられなくなり、内側ばかりに体重がかかり、痛みを覚えます。
放っておくと、内側の軟骨がさらにすり減り、症状が進むという悪循環に陥りがちです。

このため、症状が軽いうちに矯正することがとても大切です。

体重が重いと膝に大きな負担がかかるので、バランスの良い食事や運動などで、適正な体重を保ちましょう。

小指側をやや高くした中敷き(足底板)を靴の底に入れたり、つえを使ったりして、膝への負担を和らげるのも効果的です。

手術をする方法もあります。
膝関節の少し下にあるすねの骨の内側を切り、その部分を人工の骨に置き換えてO脚を矯正します。
手術後は膝を曲げるなどのリハビリを行います。

質問者のO脚が見た目だけで症状がなければ特に治療は必要ありませんが、痛みがあれば整形外科を受診し、主治医によく相談なさるとよいでしょう。

以上転載。

・O脚とは→気をつけの姿勢としたとき、ふともも、膝、ふくらはぎがつかない状態ですね。
とくに両膝の隙間がひろく、足がOの状態になっていることが多いです。

・ >症状が軽いうちに矯正することがとても大切です。
これはどんな矯正をするのでしょうか?

・O脚の有効な対処法としては→
1 太っている場合は、体重をおとす
2 靴の中敷きで調整する
3 足の内側の筋肉をつける


「O脚なおします!」と喧伝している整体屋さんは多いです。
しかしながら、整体だけで、O脚はまずなおらないといってよいでしょう。
整体+本人の努力、と必ず言われると思われます。

O脚の改善も体質改善の1つなので、まぁ、耳つぼダイエットと同じ論理ですね。
そうであるならば、まずご本人のできることからはじめましょう。