キャバクラ化するリラクゼーションサロン 2 の続きです。
どうしてリラクゼーションサロンはキャバクラ化してしまうのか?
※もちろん、前提として、すべてのリラクサロンがキャバクラ化するわけではありません。
また、これがキャバクラ化したリラクサロンという定義もありませんので、以下わたし(高橋)の自論としてお読みください。
以前、FC展開しているクイックマッサージ店に行きたくない理由 という記事を書きました。
簡単に言えば、FC展開するとスタッフの技術は、施術テクニックよりも、接客テクニック重視になります。
それは研修にかかる時間が違ってくるからです。
※詳しくは FC展開しているクイックマッサージ店に行きたくない理由
ですから、気持ちよい施術を目的で行ったのに、接客態度は馬鹿丁寧だけど、ひどい施術を受けるハメになりかねないのです。
本来、リラクゼーションサロンのあるべき姿は、施術重視+接客レベルの高さ、ではないでしょうか?
施術を重視すると、研修時間も費用もかかります。
そのため、経営者としては、施術を重視するより、接客テクニックを重視しがちになります。
そして、その傾向が顕著になった結果、一部のリラクゼーションサロンが(ソフトな)キャバクラに化したと考えられます。
また、当たり前のことですが、そこに需要があるため、キャバクラ化したリラクサロンが存在するのです。
つまり、キャバクラには行かない・行けない男性を、「癒す」「疲れをとる」という名目で、お客さまにしているのです。
個人指名や性別指名、とかいうものがあるのは、実にキャバクラ的です。
しかし、その一方で、女性のスタッフの方が、男性スタッフよりも、平均してうまい(施術・接客ともに)ということは否定できません。
つまり、うまいから指名するのか、女の子だから指名するのか、を実にうまく曖昧にしているのです。
スタッフが、お客さまに、あからさまに「指名してね」というようには、ならないでしょうから、水面下でリラクサロンはキャバクラ化し続けていくのでしょう。
※あなたのお気に入りのお店が、実はもうすでに、キャバクラ化しているリラクサロンかもしれません…冗談です。
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