2014年5月25日日曜日

読売新聞(2014.5.24) 腰痛手術新情報

4月24日の本欄に載った投書「新情報の大切さ」に、全国から400件以上の問い合わせが寄せられました。

投書は、背骨の手術を2回受けても腰痛が治らなかった66歳の主婦が、昨年8月の本紙夕刊からだ面(東京本社版)の記事で紹介した手術を受けて、痛みが消えたという内容です。

この手術を行っているのは、横浜市立脳血管医療センターの脊椎脊髄疾患センター長、青田洋一さん(整形外科医)。青田さんによると、背骨とお尻の表面を結ぶ「上殿皮(じょうでんひ)神経」が腰の筋膜との間に挟まれて、腰痛や脚の痛み、しびれが起きることがあります。

青田さんは、まずこの神経に麻酔薬を注射し、複数回行っても治らない場合、筋膜を切開して神経を締め付けから解放する手術をしています。この神経よりも内側下方を走る「中殿皮神経」が締め付けられて腰痛になるケースもあり、同様に治療しています。

5月から同センターで「殿皮神経外来」を隔週で始めた青田さんは「これらの神経が痛みの原因なのに、不必要な背骨の手術を受けている患者さんは多い。もっとこの情報を広めたい」と話しています。

青田さんによると、上殿皮神経の手術を行っている全国の病院は次の通り。

釧路労災病院脳神経外科(北海道釧路市)
日本海総合病院整形外科(山形県酒田市)
日本医大千葉北総病院脳神経外科(千葉県印西市)
昭和大藤が丘病院整形外科(横浜市)
横浜新緑総合病院脳神経センター(同)
関東労災病院整形外科(川崎市)

腰痛手術新情報 問い合わせ多数 より


なんとなく読んだ覚えのある記事だな~と思いましたが、以前、この上殿皮神経障害についてメモ的に転載してありますね。

今は腰痛の原因もさまざまですので、いろいろな医療機関に行ってみるのも難治性の腰痛の場合は、極めて有効です。

もちろん、その中の1つに整体を入れてもいいのですが、それは整体の施術ではなく、トータルとしての「整体」というものが、腰痛を改善させているとわたし的には考えております。

※参照 整体で治るメカニズム(自論)

用法・容量を間違えなければ、整体やマッサージは優れた民間療法だと、たまには持ち上げておきますf^_^;