2014年2月20日木曜日

『薬剤師は薬を飲まない』 宇多川久美子

テレビCMの影響で「早めに薬を飲めば早めに治る」と思っている人が少なくありません。でも実際はどうなのでしょうか?

熱が出ると、解熱剤などを服用して症状を抑えます。しかし、薬で症状を抑え込むことは、身体が本来持っている自然治癒力の働きを抑え込むということでもあり、むしろ回復が遅れるということも考えられるのです。

「痛くなったらすぐ薬」は間違い!薬を飲まない薬剤師が教える健康法 より


薬剤師は薬を飲まない (廣済堂新書)
宇多川 久美子
廣済堂出版
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なんかおかしな世界ですねf^_^;
自分の働いているスーパーでは、絶対にお惣菜を買わないパートさんが出てくる映画『スーパーの女』のような世界です。



やはり、よほどの理由がない限り、そこに携わっている人が利用しないサービスというのは、これはおかしいです。

特に薬の世界はお金のかかる業界なので、いろいろとオトナの事情があるのでしょうが…。


ちなみに、大切なのは

1 安易に薬を飲まないで、根本原因を見つける
2 筋肉量を増やして、基礎体温を上げる
3 インナーマッスルをつける(ウォーキング)

とのことです。

蛇足ですが、あとはテレビを見ないことでしょうね。
テレビを見なければ、CMも見なくてすむので「痛くなったら…」という薬のCMに感化される機会は少なくなるでしょう。