2012年3月11日日曜日

『脳に悪い7つの習慣』  林成之



脳に悪い7つの習慣 (幻冬舎新書 は 5-1)
2009年第1刷発行。
医学博士、林成之氏著。
脳本ブームが懐かしい、今日この頃です。
「脳神経がもつ本能はたった3つです。「生きたい」「知りたい」「仲間になりたい」」(P20)
~これらの性質が脳の本質なので、それらに反する行為・習慣は脳にとって好ましくないそうです。
ですから、そのような「脳に悪い習慣」をなおして、「脳に良い習慣」を身につけましょう、ということです。

脳に悪い習慣
1 「興味がない」と物事を避けることが多い
2 「嫌だ」「疲れた」とグチを言う
3 言われたことをコツコツやる
4 常に効率を考えている
5 やりたくないのに、我慢して勉強する
6 スポーツや絵などの趣味がない
7 めったに人をほめない



自分が意識しているせいかもしれませんが、最近、健康本の類でも、最後の方の項目で、「感謝する」とか「他人をほめる」とかいった「ありがとう教」につながるような項目が目立つような気がします。

他人を敬ったり、他人に感謝したりすることは、平和的で非常によろしいことです。
でも、なんでもかんでも「ありがとう」いっている人って、一種の思考停止に思えてしまって、なんか、それでいいのかな、とも思ってしまいます…

あぁ、まさに、上のの状態ですね。