2012年1月30日月曜日

治る整体と当たる占い

みなさまは、占いとかやります?

ちょっと(?)前は、血液型占い、なんてのが流行りましたよね~

わたしはその前の、細木数子の“六占星術”に、一時期完全にはまってました。

細木さんの 六占星術 は、もともと 四柱推命 の焼き直しで、四柱推命は、古くからある占いのひとつです。

風水なんていうのもそうですけど、古くから続いているものって、時代の荒波にもまれて、それでも生き残っているわけですから、それなりに信用度は高いのかと思われます。

なぜか?

風水とか占いとかは、ある程度、統計的なものがあるんだと思うんですよね。
手相とか顔相とか、なぜかはわからないけど、統計的に判断すると、そういうふうになっている、というのが。

例えば、お金持ちになりやすい手相だとか、病気になりやすい顔相だとか。
そういうのって、長い年月の集計があるでしょうから、統計として表れるのかと思います。

それは、われわれの分野でいうと、ツボでしょう。

「なぜ、ここ(例えば胃ゆ)を押すと、胃にいいのか?」

そんなことは、誰にもわかりません。

「胃によいとされているから、胃によい」としか答えようがありません。

「ここのツボは、ここの改善につながる」というのは、結果的に(統計的に)そういう人が多いということで、そうなっているのです。

東洋医学って、基本的にはそのような具合なのではないでしょうか?

論理的(西洋医学的)には説明できないけれど、過去からの蓄積、つまり統計的に効果がある、というのが東洋医学のベースにあるという気がします。

ですから、整体なども、こうすればよくなる、という絶対的なものは(おそらく)ありません。
こうしたらよくなった、ということを集めて、統計的によくなった施術をするというのが、せいぜいのところなのだと、わたし自身は感じております。


関連記事  楽しんご整体と霊感系占いの不都合な共通点
        治る整体と当たる占い
        整体師は占い師?