2012年1月16日月曜日

宙(そら)へ~宇宙世紀の肩こり事情

読売新聞の元気なう は、スポーツジムの特集です。どこのジムも、今は中高年の方々が一番のお得意様のようですね。
確か、カーブスも上得意様は、中高年の女性でしたよね。

「肩までつかれば、浮力で体重が10分の1になり、膝や腰への負担は軽くなるのに、水の抵抗によって手足を動かすだけで筋肉に負荷がかかる。(中略) 
肩を回しながら歩けば肩こりに、水を蹴りながら歩けば膝痛に効果的。」
※以上本文より引用

昔からプールでの運動は、膝に負担がかからないため、足腰を鍛錬するにはよいとされてきました。
水による浮力のおかげで、からだに不必要な負荷(重力・引力)がかからないからです。

先日、報道ステーション(?記憶曖昧)で宇宙飛行士の 古川聡 さんが出ていて、ふと思いました。


宇宙では、肩こり・腰痛はあるのだろうか?


今のところわたしは、

肩こり・腰痛の根本原因は、人間の二足直立歩行によるアンバランスにある、と考えております。
四つ足の動物(ほとんどすべての動物)に、肩こり・腰痛はありません。
(※追記、ダックスフントなどの小型犬には、腰痛の椎間板ヘルニアが起こるそうです)

古川さんは、インタビューの中で、「地球では重力のせいで2・5D(つぶれた3D)だが、宇宙では重力がないため完全な3Dである」というようなことをおっしゃってました。


地球上では、重力のせいで、からだが自然にゆがむようになってしまう、との仮説は成り立つのかと思われます。
もし重力の呪縛を解かれた宇宙ならば…と、ふと思ってしまったのです。


わたしの
肩こり・腰痛の根本原因は、人間の二足直立歩行によるアンバランスにある、と考えております。 という考えも、まだ仮説の段階で、正しいといえる状態にはありません。
なぜばら、二足直立歩行でも、肩こり・腰痛にとは、無縁の人もいます。その代表的な人たちは 子ども です。


最近では小学生でも肩がこったり、腰が痛くなったりすることは、珍しくないようです。(うちにも来ますし)
でも、わたしらの子どもの頃に比べると、ものすごく増えているような気がします。
そして、子どもらの肩こり・腰痛の増加と、肩を並べて同じように増えているのが、子どもたちへのストレスではないでしょうか?


もし、肩こりや腰痛が人間の筋・骨格、椎間板などにかかる重力による負荷が原因であれば、わたしたち人間は重力の呪縛を解くと共に肩こり・腰痛の呪縛を解くことができるでしょう。
しかし、もし、肩こりや腰痛の根本的な原因がストレスであるならば、人間に与えられた宿痾(しゅくあ)なのかもしれません。

宇宙世紀の肩こり・腰痛は、いったいどうなっているのでしょうか?
とても気になる今日、この頃です。