2012年5月2日水曜日

『食ショック』  読売新聞「食ショック」取材班著



食ショック
2009年第1刷発行。


2008年の1年間、読売新聞に掲載されていたものを取りまとめた本です。
とても読みやすく、しかも、驚くべき「食」の実態が満載です。

日本の食料自給率は、40%と言われて久しいです。
しかし、その裏で、年間2000万トンもの食料を廃棄しています。

日本が完全に自給自足になったら、どんな食事になるのか?
缶詰はどこまで賞味期限が切れても食べられるのか?
というからだを張った検証は、実におもしろいですね。

栄養補助剤のはずのサプリメントを、むしろ“主食”にしている人のレポートを読むと、食べるという行為をつくづく考えさせられます。
(※1日300粒ものサプリメントを飲んでいるとのことです!!この方(和洋女子大教授・三浦俊彦さん)は、その後どうなったのでしょう??)

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