2013年8月18日日曜日

正しい座り方とは 2

(1)負荷のかかり方を意識
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=83111&cx_text=11&from=yoltop

パソコン作業中の姿勢の悪さが、腰痛や肩こりの原因ではないか。頭でそう理解しても、なかなか改善に至らないものだ。体にかかっている負荷を点検し、意識を変えたい。

背骨は、椎骨という小さな骨と、椎骨の間でクッションの役割を果たす椎間板が積み重なってできている。腰の部分には5個の椎骨と四つの椎間板がある。

スウェーデンの整形外科医が上から三つ目の椎間板にかかる圧力を調べたところ、自然に立っている時を100とすると、いすに座っている時は140、座って前かがみになると185にまであがっていた。

「腰痛の重要なキーワードは『姿勢』と『蓄積』です」と、整形外科医でカイロプラクターの竹谷内医院(東京都中央区)院長、竹谷内康修(たけやちやすのぶ)さんは語る。

「多くの場合、悪い姿勢で座ることを繰り返したり、長時間同じ姿勢でいたりすることで負荷が蓄積し、限界に達して腰痛になります」

竹谷内さんの医院を訪れる患者の約6割が腰痛持ちで、主にデスクワーク時の姿勢が原因という。大半の人は座り方を治すことから改善が始まる。例えば、椎間板にできた傷が腰痛の主原因だった場合、座り方を整えて負荷を減らすことで、自然治癒が進むためだ。

正しい姿勢で座っても、足を組むと腰が丸まった状態になり、椎間板の内圧をあげて腰を痛める原因になる。いすに浅く座って背筋を伸ばす姿勢も、体が安定しない。

ノートパソコンは、目線が下がり過ぎないよう、専用のスタンドや書見台で立てて使うのがよい。

(2013年8月18日 読売新聞)

以上転載


この記事は数日前、紙の読売新聞で読んでいて、切り抜いておいた記事です。ネットでもほしいなぁと、思っていましたら発見しましたので、資料用に保存させていただきます。

>整形外科医でカイロプラクターの竹谷内医院(東京都中央区)院長

といえば、こちらのブログでも(勝手に)取り上げさせていただきました。
→ 整形外科医でカイロプラクター
整形外科とカイロプラクティックの夢の融合です。

こちらの竹内康修先生は、これからもどんどんメディアに登場するでしょうね。
何せ「整形外科+カイロプラクティック」だと、説得力も違いますし、インパクトも強いですからね。

病気の診断=保険診療、カイロプラクティックによる治療=自由診療といった新しいかたちの「混合診療」のかたちが形成されるのでしょうか?
この分野は、今後とも要注目ですね。


> 正しい座り方 3