2013年8月28日水曜日

無資格者半数で認可も

整体師の話ではなく、保育士の話ですf^_^;


「小規模保育」質低下の懸念 無資格者半数で認可も

待機児童対策として国が二年後に始める、新たな保育制度「小規模保育」について、そこで働く保育士の国家資格者の割合は「半分でよい」とする案が検討されている。

新制度は、認可外保育所を国の制度に引き込んで保育環境の底上げをする目的もあるが、「半分」は、東京都認証保育所など自治体独自の制度よりも低い基準。保育関係者から「質の低下につながる」と反対の声が出ている。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013082890070226.html


わたしなどは資格のありなしには、それほどこだわらないのですが、世間的には「資格」=「信用できる」という構図があるのでしょうね。

介護士の資格ができたのはいつの頃でしょうか?
それまでは、家庭で、つまり娘さんやお嫁さんが、老親の介護をしていたように思います。
※そのこと自体の良し悪しは別問題。

つまり、資格がない人でも、普通にしていたことを、あえて資格を作ったかのように、わたしには思えてしまうのです。
わたしの母などは、将来、老人ホームで働きたいと若いときに言っていたのですが、資格をとってまで働きたいわけではないので、もうやらないでしょうね。

つまり、「介護士」の資格というのは、資格という壁を作って、善意の志願者をしめだしている、資格の悪い一面を映し出していると思うのです。
まぁ、百歩譲って、仕事(プロフェッショナル)として行うのだから、ある一定の知識や技術は必要だという論理はわからないではないですがね。

上の保育士の件にしても、全員が資格持ちの必要はないのかな、とわたしなどは賛成です。

そもそも、全員が資格を持っていれば、事故や事件が起こらないかといえばそんなことはなく、人間である限り、資格のありなしとは関係なしに“ヒューマンエラー”は仕方ないものだと思うのです。


ここで話題を、整体にからめてお話しします。この業界のおもしろいところの1つに、国家資格者(マッサージ師など)と無資格者(整体師など)が、ほぼ並列に共存しているという状態にあるということです。

お客さんにしてみれば、資格があろうとなかろうと、気にしていないのです。
※正確には、整体師など無資格者も、「なんらかの資格」を持っていると認識されている方がほとんどです。なかには「国家資格」だと思っている人もいるでしょうね。

これほど、整体などの無資格サービス業が、世にはびこっているというのは、必ずしも「資格」が必要ではないということを意味しているのだと思うのです。
(※ちょっと極論ですね(;^_^A)


「介護」や「保育」といった、家庭で行っている(いた)ことの延長のものであるならば、とくに資格などはいらないのではないのかな、と思ってしまうのです。
もちろん、そこに生命にかかわる行為、つまり、医療行為が含まれるならば、きちんとした資格は必要だと思いますけどね。