2013年8月16日金曜日

フロントエンドとバックエンド

フロントエンド(英: front-end)とバックエンド(英: back-end)は、プロセスの最初と最後の工程を指す一般的用語である。
フロントエンドは各種入力をユーザーから収集し、バックエンドが使える仕様に合うようにそれを加工する。フロントエンドとバックエンドの結合部はインタフェースと呼ばれる。

マーケティングにおいては、購入者を選別しやすい(売りやすい)商品をフロントエンドと呼び、フロントエンドを購入した顧客にさらに販売する商品をバックエンドと呼ぶ。

ウィキペディア フロントエンド より


「フロントエンド」と「バックエンド」。覚えておくと便利な言葉です。

よくあるのが、高額な買い物への誘導のための無料プレゼントです。

『良い家を建てるには?』などという小冊子を無料で配布し、そこをとっかかりにして、実際の家の販売につなげるときなどに使われます。

家にまったく興味のない人は、その手の小冊子を請求することはないので、優良顧客候補の名簿を作るにはもってこいの方法となっています。

これは「家」という商品そのものが高い買い物なので、無料というフロントエンドを用意しておいても十分に採算がとれるということでもあります。

車を試乗した人に、何かプレゼントする、というものも同じ理屈ですね。
しかし、なかには悪い業者もいて、フロントエンドはときに、こんな使われ方もします。

金運アップグッズ 本当のからくり


これなどは、はじめに安い金運アップ商品を売り、「金運がぜんぜん上がらないじゃないか?!」と文句をつけてきた人に、さらに高額な「除霊」などを売りつけるという非常に巧妙なビジネスメソッドになっております…。

整体の分野でいうと、 布団屋カイロ などが、それに近いものでしょうか。

また、整体の分野では、お客さんをお客さんとするのではなく、整体師になりたい人をお客さんとする、フロントエンド&バックエンドがあります。

よくあるのが、無料整体教室。

整体師になりたい人に無料で基礎的なことを教えますよ~と、無料講座をフロントエンドにおくのですが、その実、興味のありそうな人を拾い上げて、有料の整体教室へと誘導するのです。
有料と言っても、初めの無料教室の手間暇がかかっていますので、何十万単位のお高い教室がほとんどです(;^_^A

そして、 その中身 は推して知るべし…といったところでしょう。