路上で若い女性に声を掛け、高額な美顔器を不法に売り付けていたとして、都は2日、渋谷区でネイルサロンなどを経営する「T」に対して特定商取引法に基づく9カ月の業務停止命令を出した。市販価格2万〜3万円程度の性能の機器を約40万円で販売し、売り上げは2011年6月からの1年間だけで5000万円以上になるという。
都消費生活部によると、同社従業員はJR渋谷駅前のスクランブル交差点で、「ネイルアートの練習をさせてほしい」などと販売目的を伏せて若い女性に接近。店に誘い入れると、別の従業員が「あなたの顔は将来シミだらけになる」などと言って不安をあおり、クレジット契約で美顔器を売り付けていた。
販売していた商品は、震動により化粧水を肌に浸透させるとの触れ込みで、医療機器の承認は受けていない。客には「本当は240万円だが、特別に安くする」などとうその説明もしていた。同社は事実を認めているという。
同社に関する被害相談は、09年度以降で42件寄せられていた。都は10年に口頭で指導したが、改善されなかったため、今回の業務停止命令に踏み切った。
業務停止命令:美顔器を高額売りつけ 市価2〜3万円を40万円で販売 より
女性の“美”につけこんだこの手のやり方は、後を絶ちませんね。
典型的なのは、エステの無料体験からの高額商品の購入です。
ひどいところですと、契約するまで帰してくれないそうです。しかも、エステの最中に契約を迫られるので、全裸での対応になります。
全裸だと逃げようにも逃げられないので、非常に困ったことになるようです。
なるほど、ネイルという手もありましたか…と、感心してはいけませんね(;^_^A
治療商法で有名なのは、手かざしからの霊感商法でしょうか?
(※〇〇のような気がする)
この手のやり方で、整体商法というのはあまり聞かれませんね。
街中で「すみません。ちょっと後ろ姿を拝見したのですが、随分と骨盤が歪んでますね…」という話は、聞かないです。
その点、整体というものは、無資格施術サービス業の中では、良心的といえるかもしれませんね。